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ハートバレンタインに読みたいスウィートな学園もの特集 Ⅲ ~ ハート

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 SITE MASTER : 逢坂リコ  様

 STORY :

     いつからか、あいつの背中を追っていた。
     叶わない恋だとわかっていても、
     私のキモチはますます加速していく。
     お願い。
     一度でいいから……
     私のことだけを、みつめてください。

     誰かを好きになるっていうのがどういうことなのかを。
     教えてくれたのは、秋元くんでした。


――作者さまによる作品紹介文より



 作品のご紹介&感想


これって、これって、まんま、少女漫画の世界だわぁぁ~~!!(絶叫)
――はい、上は、本編を初めて拝読した時の私メの感想であります。まさにその一言につきました。

私メのオンライン恋愛小説遍歴?は、ご多分に漏れず、R18系列から始まりました(笑)。ですから、年齢制限のない作品を読むようになったのは、目につくR18恋愛小説を読破してしまって、読むものがなくなってからだったりします。本当は私メが知らないだけで、もっとたくさんの作品があったのだとは思うのですが、オンライン小説の世界に足を踏み入れたばかりの私メにとっては見つけるのが難しかった。なにしろ、ほんの数年前までは、(今もそうかもしれませんが)ネットで小説といえば、ファンタジーかアダルトが主流。恋愛小説専門のサーチや同盟もありましたが、今ほどメジャーではなかったですし、そもそも、登録されている作品自体が限られていたのです。

その頃の私メにとって、一番頼りになる情報源は、お気に入り作者さまのリンクコーナーでありまして、片っ端からネットサーフィンしまくったものです。リンク先には、もちろん、年齢制限のない恋愛小説を発表なさっているサイトさまもあるわけでして、そんな中、私は、本編の作者さまの前身サイトのバナーを頻繁に見かけるようになりました。しかも皆様一様に、「赤メガネがイイ!」、「赤メガネ最高♪」と絶賛なさっておられました。「赤メガネ」って何者?いくら年齢制限のないお子様向き作品(お許しくださいませ~!その頃の私メの認識なんて、そんな失礼かつ浅はかなものでありました!<m(__)m>)であっても、これほどたくさんの作者さまが絶賛なさっている「赤メガネ」なのだから、ひょっとしたら、ひょっとするかもしれない、…ということで、正直余り期待もせずに読ませていただいたのですが、その結果―これって、これって、まんま、少女漫画の世界だわぁぁ~~!!とまあ、冒頭の絶叫に到ったわけであります。はい、皆様のおっしゃる通りでございます!納得であります!お、お、おもしろかったぁぁぁ~~!!!

イイ年をした大人になって、今更、女子高生が主人公の清らかな?恋のお話もないだろう…そんな風に考えていたはっちでありますが、本編を読んでまあ、びっくり致しましたですよん。本当に、本当に、はっちが昔昔の大昔、週間マーガレットとか、りぼんとかで読んだ、学園もの少女漫画の世界が、見事にそこに再現(あくまで、はっち的にはです)されていたのですから。ここで、重要なのは、あくまで、週間マーガレット、りぼんの世界であって、週間セブンティーンではないということです。(わかりますかぁ、この違い?わかる方にはわかります。)とにかく、はっち的には、きっらきらっに輝いて見えまして、それがなんと心地よいことか!まるで、青春の日にタイムトリップしたかのようにな気分を味わえました。もう、感涙ものであります。

少女漫画が好きで数学が得意、いつも素足にスリッパでシャツの胸をはだけて、そこに赤いメガネをぶら下げて、口の端でニヤリと笑う、このヒーローの、なんとカッコよくも可愛く、身悶えするほど魅力的なことか!完璧にばきゅ~んのはっちであります。物語は、ヒーローに片思いしているヒロインの視点で進むのですが、臆病で、恥ずかしがり屋で、それでいて、時として、思いもかけない大胆な行動にでるヒロイン、その恋する乙女ゆえの勇気と健気さとがんばりには、応援せずにはいられません。ああ、これぞ、まさしく、学園少女漫画の醍醐味!とにかく、イイ年をした大人の読者にここまで感情移入させてしまうのですから、お見事としか申せません。彼ら二人だけではなく、登場する主要なキャラ達はみな、等身大の高校生としてのリアリティと、フィクションならではのプラスαの魅力を併せ持ち、実に生き生きと描かれております。そのリアルとドリームの匙加減がまた、激しく私メの好みでありました。

サイトのご閉鎖により一度は見失ってしまった作品ですが、再会することができて、本当に嬉しくてなりません。作者さまがネットに戻ってきてくださり、再び、本編をネットで公開してくださったことに、心から感謝せずにはおられません。学園ラブストーリーのファンの方なら、絶対に必読の名作ですよん♪

 逢坂リコさまのサイトはこちら

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